ザ・キット屋(サンバレー)さんのSV−2PPを作ってみました
 
		                           2004.7.15 完成
 
		事前にインターネットだけではわからないので、カタログを請求しました、丁寧な返事と製作マニュアル(実態配線図)が送られてきました。
 
		注文してから、在庫が無く2週間ほどで来ました、玄関に置いたままで自室に持ち込むのが重くて大変でした、やはり荷物は2個梱包でした。
 
		
 
		なぜこのキットを選んだか?
 
		出力管が大きい(当初希望予定はUV−211であった)⇒ 人を驚かせるため
 
		出力段がプシュプルだから
 
		全段が3極管である
 
		    回路構成が単純である ⇒ 改造しやすい
 
		    オーバーオールNFBがある
 
		    LEDランプである
 
		    自作しても所詮、回路は似てしまうし動作は同じようなものなので・・・
 
		ならばキット・・・安易な考えです
 
		    余命が少ないので元気なうちに作りたい
 
		
 
		こうあれば良いと思う事
 
		    845と211両方使えるといいなぁー・固定バイアスなのでできる、はず!
 
		    出力トランスの2次側4Ωまたは6Ωがあるといい。
 
		    トランス類の角箱はただの鉄箱だがエポキシなどで充填してあれば特性は良くなるか?
 
		    電源トランスはもう少し軽く(無駄な巻線がある)
 
		    少しでも安ければいい
 
		
 
		以下製作に入ります
 
		組み立て
 
		 枠シャーシの上下が分からず、逆に組み立ててしまった
 
		シャーシ上面はゴールド色のアルミ板で豪華にみえます、通販で購入したので全く現物を見ていませんので、少々不安もありました、周囲のシャーシは鉄板で縦横に補強が入ってがっちりしています、少しもへらへらしません、良いシャーシでした。
 
		 ビス類に余裕が無く、きっちり数が入っています、紛失には注意しましょう、ちょっとおまけしてくださいと、メール送りました、・・・丁寧な返事もいただきました。
 
		
 
		細かい所では    入力VRの止め穴が無いのでVRの爪をカット。
 
		       半固定VRの取り付け方が書いていない。(中・上級者向けなので?)
 
		       半固定VRスリーブは黒色一色がいいなー(黒と青が付属)
 
		       ブロックコンの取り付け方の図が無い、しばし考える
 
		       段間トランスと出力トランスの大きさが同じで迷う。
 
		       (ここはデザイン重視の為で、実は重さが全く違う)
 
		 取り付けネジは兼用が多く自分勝手には取り付けられません、また大きなカラー実態図があります、これは参考になります、ラグ板の取り付け向きは実態図に合わせました。
 
		出力トランスのコードが出る穴は少し小さ過ぎます、ちょっと苦しい、コードの傷付が心配です。
 
		 ACコネクターは使用しません、直接半田付けです。
 
		 出力端子も市販品と交換しました、鉄シャーシーをけずるのは大変でした。
 
		 チョーク取り付けLアングルの向きや取り付け順序があり、指示されているが良く分からず、やはり間違えて組みました。     
 
		電源トランスだけで8.2Kgあります、異常に重い!最後の最後に配線する時に取り付けました。
 
		入力VRツマミ6角レンチ留めですが、レンチは付属していません。(上級者向け!)
 
		
 
		高圧配線について
 
		特に何も配慮はないようです、どちらかと言うと、シャーシーに這うように実態図はなっています、個人的に嫌いなので、この配線にすべてヒシチューブを被せて浮かして配線しました、出力トランス内部の配線も気になる所です、この電圧が1500V位になると、このままでは危険でしょう、出力トランス内部の引出し部分の配線もしっかり被覆したいです、トランス類では電源トランス以外は単なるカバーなのでビス4本で取り外せます、はずして点検されることをお勧めします、中身もみられます。
 
		
 
		配線について
 
		配線順序が数枚のページに分かれていて、順番に配線すると完成するようになっているのですが、1箇所に何個のパーツが取り付くのか実態配線図が何枚にも分かれているので、すべての図を先に見ておかないと、後から後から、1箇所に半田付けすることになり、とても苦しくなります。
 
		増幅管廻りの実態図のレイアウトがあまりにも複雑なので、自分流に書き直した。
 
		
 
		部品・パーツについて 
 
		カラー実態配線図のダイオードとの形が違う、回路図と配給のケミコンの耐圧など違っています、部品表は訂正してあるのだから、回路図も直してほしい、回路図とハムバランサーボリウムの抵抗値やワット数値も違います、手書きでも良いから修正して欲しい。
 
		バージョンUPについて、増幅管のヒーターもDC点火になりその分の部品も入っています、別途購入でないのは助かります、説明文も有り、最後の ご健闘を祈ります の文はやる気が出ます、説明も丁寧です。
 
		配線材料は黒線が足りなくなりましたが、それ以外は十分に余ります、エンパイヤチューブを被せると指示がありますが付属していません。
 
		 配線完了して球を挿してみると6N7−GT(ソブテック)の球が傾いている、真空管のガラス管とソケットの接着が傾いているのである、1本だけ、残念あーぁー!
 
		電源トランスの頭の塗装が汚れている、これは塗装乾燥不十分のまま箱詰めされた為か?段ボールの段々が表面に模様となって付いてしまっている、残念、2台とも。
 
		 6N7−GT ソブテック
 
		 6FS5−GT TUNGSOL USA製
 
		 UV−845 曙光電子の特製(サンバレーPRIME TUBE)
 
		 UVソケットは金メッキです
 
		指定通りに取り付けるとサンバレーさんの名前とUV-845の名前が後になります
 
		   ゲッターの鏡面も後側です
 
		   (ここはどちらでも良いのではないでしょうか?好みでどちらでもOKです)
	
	
		アンプ 845 製作記事_1
	
	
	
	
		次の845へ